混同しやすい配送先への誤納入防止
ENEOSブランドを販売するガソリンスタンドの増加により、近隣の配送先に納入してしまう誤納入防止が課題であった。
「運行管理クラウドサービス」をENEOSブランドを販売するガソリンスタンドなどへの全国配送で活用。誤納入防止で安全を推進するとともに、数千台にのぼるタンクローリーの車両状況を本社で常に把握でき、かつ、災害発生時に継続できる仕組みを構築している。
課題
混同しやすい配送先への誤納入防止
ENEOSブランドを販売するガソリンスタンドの増加により、近隣の配送先に納入してしまう誤納入防止が課題であった。
効果
車両に搭載するタブレット上での配送先表示と、万が一の警告アラームにより誤納入防止が可能に
配送計画システムと連動したリアルタイム運行管理システムの導入により、車載端末のタブレットに配送先を表示。乗務員が正しい場所を地図で確認可能になり、万が一、配送指示と異なる配送先へ到着すると、「警告アラーム」がリアルタイムで車両及び車庫の運行管理画面に、表示及び音声で検知されるため、荷卸を実施する前に車庫と配送先の再確認をすることが可能となり、相互確認をすることにより、誤納入を防ぐことができる。
課題
災害対応
地震や大雨・大雪などの災害時に、状況を正確に把握、並びに他地区からの応援車両に対して正しい地図・地理などの提供が必要
効果
災害時でも制限のかかり難い通信を使った車載端末を利用することにより、リアルタイムに状況を把握
災害発生時の情報を荷主と輸送会社が同じ画面を見ながら確認することが可能になった。また、輸送会社が常に届け先マスターにある位置(緯度経度)をメンテナンスすることにより、他の輸送会社も計画システムから正しい位置を取り入れることができるようになり、災害時に他のエリアから応援する車両も正しい場所に石油製品を届けられるシステムを構築できた。